2016   IC U16 Junior Challenge Worldwide Finals  モナコ大会

大会開催日:  2016年9月5日(月)~9月9日(金)

主催:     The International Lawn Tennis Club of Monaco(ILTC of MONACO)

大会会場:   モンテ・カルロ・カントリー・クラブ 

        Monte-Carlo Country Club (MCCC)

 

以下がアジア・オセアニア地区を僅差にて勝利した日本チームメンバーです。

  男子   No.1     田形諒平(狛江インドア)

       No.2  武藤洸希(IHSM)

  女子   No.1  細木祐佳(武蔵野ドーム)

                         No.2     安藤優希(JITC)

 キャプテン:    中村吉人(東京都コーチ)

 IC Japan ディレクター: 吉井みさ子

大会スコア表 
国際ローンテニスクラブHPより抜粋

大会参加報告

 

平成28年9月2日(金)関係者一同は成田発オランダ航空機にてアムステルダム経由、ニース入りをしました。さらにバスで45分移動し、地中海に面したモンテカルロについた私達日本チームを迎えてくれたのはIC モナコの Yves Salaun.( Honorary Secretary)でした。翌日は早速トレーニングをした後、モナコ王国の象徴、大公宮殿へと足を伸ばし、絵葉書のような美しい景色を堪能しました。夜は全ての参加チーム6カ国が揃いホテルでの夕食で顔合わせ、これから始まる一週間の総当たり戦に向けて各自熱い思いをはせました。

 

到着初日、バスに乗り込み、美しい建物に囲まれながらも思ったより狭く傾斜のある道を10分走って、目の前に広がったのは、テニスファンならどこかの映像か雑誌かで一度は見たことのある光景、モンテ・カルロ・カントリー・クラブでした。

 

緑のサインの横にある門を開けて入れば、目の前に広がるのはあのローランドギャロスと同じレンガ色のコート、クラブハウスのテラスに並ぶ白いパラソル、そして太陽の光が踊る地中海の青(アジュール)でした。思わず立ち止まりその光景をカメラに納める選手たち、どこからともなく”Wow” “Wow”と、しばし感動の時を楽しみました。それぞれに割り当てられた練習コートで待ちに待った練習タイム、多くの選手が慣れないレッドクレーに戸惑いながらもあちらこちらのコートから楽しそうな声が響いていました。 対岸はアフリカ大陸なのだと思わせるジリジリと照りつける太陽、でも日陰に入ると海風が吹き涼しいのが不思議なくらいでした。

 

夕方のキャプテン・ミーティングには中村キャプテンが登場し、くじ引きで日本はチーム No.1となり、初戦の相手は地元モナコとフランスの混合チームと決まりました。 

 

第1日目、クラブハウスのすぐ横のコート1と2。初戦の対モナコ・フランス戦。 ホスト国枠での参加チームですが、「練習を見た感じでは、接戦になる」と中村キャプテン。しかし、蓋を開けてみれば 6対0の圧勝でした。この大会は、16才以下男女4名による団体戦です。シングルス4本ダブルス2本行い3対3になった場合はミックスダブルスで勝敗を決めます。6カ国が総当たりして順位が決まります。

 

第2日目、今大会実力ナンバー1と囁かれていたスペイン・チームとの対戦。3-1とリードはされたもののダブルスに希望を残す展開でしたが、そのダブルスが残念なことに1勝1敗。そんな中でも、男子シングルス1でファースト0-4とリードされながら挽回し、7-6(7)でとり、セカンドはおとしたものの、ファイナル・スーパー・タイブレーク10-4で勝利した田形諒平選手と女子ダブルスで勝利した安藤・細木組の試合を見に多くの観客が集まりました。夜はホスト国であるIC モナコ主催ディナーに招待されました。ビーチにあるピザレストランで、海に沈む夕日を見ながらゆっくりとした時間を参加者一同過ごしました。

 

第3日目、南アフリカ戦。いずれの試合も接戦でしたが5対1で勝利しました。 女子がハードヒッターの双子の姉妹を上手に攻略できたのが勝因だったと中村キャプテン。女子シングルス2の細木祐佳選手が初戦で6ー4 6ー3で勝ち流れを引き寄せ、女子シングルス1の安藤優希選手と男子ダブルスの田形・武藤組みの試合はフィナル スーパータイブレークとなりましたが強気のプレーで勝利しました。

 

 

第4日目、アメリカ戦。この日も粘り強く戦い、4-2で勝利。 女子2細木祐佳選手と、男子1田形諒平選手がフィナルタイブレークの接戦で今日も勝ち、安藤優希選手はとても勝負強く2勝しました。こうなると日本チームが強いと囁かれだしました。

 

夜はライトアップしたカジノが見えるビルの中でのディナーパーティーに参加しました。選手たちは国別にではなく、各国の選手がそれぞれのテーブルに混じりながら着席し、美味しいお食事と音楽を堪能しました。

 

第5日目、最終日、アルゼンチン戦。2位から4位の座をかけた対戦でしたが、4勝2敗で勝つことができました。大会最終結果はあまり馴染みのないレッドクレーで5カ国と対戦し4勝1敗で2位になりました。 

 

IC本部から来ていたJulian Tatum(イベント担当役員)とKit Spencer(ICジュニア担当役員)の両者が、口を揃えて、「素晴らしい!」と、 日本チームのプレーの内容、フェアプレー、態度の良さ、そして何と言っても諦めない姿を絶賛しておりました。関係者が選ぶ男女1名ずつに与えられるスポーツマンシップ賞に選ばれた安藤優希選手については、『ともかく明るくて、ニコニコしていて』と褒めておりました。とかくおとなしくて目立たないと言われがちの日本人ですが、彼女の“カモーン”は人一倍大きく響いていました。安藤優希選手 だけでなく、細木祐佳選手、武藤洸希選手、田形良平選手、みんな明るく、積極的に他の選手たちと話したり、自分の事は自分で対処したり、そしてコート上では誰もが認めるマナーと頑張りに大変関心しました。

 

ニースの空港で初めて少し買い物をし 、パリ経由で日本チームは帰路に着きました。成田に到着した時には機内では 『あまり寝ていない』と選手達は言っておりましたが、結構よく寝ていました。お疲れ様の一言が自然とでてきました。今回同行し、選手皆さんの活躍は大変素晴らしかったです。日本のICジュニアチームを誇りに思いました。

今回のモナコでの経験を生かして、是非頑張ってほしいと願います。そして ICメンバーの皆様、ICサポーターの皆様、来年のアジア・オセアニア予選はインドで開催 が決定しております。そして2018年のワールドワイドファイナルは日本で開催予定です。2014年のウィンブルドン、2016年のモンテカルロカントリークラブに続く大会を日本で行うことになり、世界のジュニア選手たちが日本に集まります。

 

『皆さんはテニスというスポーツを通してたくさんの恩恵を受けています。だからこそ、テニス界に何か貢献することで恩返しをしていくことが大切なのです。それこそがICの精神なのです』と Spencer氏は言いました。

 

IC会員の皆様、そして日頃テニスに携わっておられる方々、 2年後2018年には、IC Japan の創立40周年を記念して、IC U16 Junior Challenge Worldwide Finals 日本大会が開催予定です。世界のジュニアテニス選手達をお迎えするのに皆様のお力をお借りできれば幸いです。

 

 

日本国際ローンテニスクラブ (IC JAPAN)

名誉幹事    吉井 栄

ディレクター 吉井みさ子

大会の模様は上記IC本部のウエブサイトに英語で公開されております。

大会の写真掲載もありましたので上記リンクよりご参考下さい。